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(第6回)西日本一ラジウム含有量の温泉(京都府) - 心に残る日本の旅/温泉、ローカル線、宿 (井上晴雄)

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(第6回)西日本一ラジウム含有量の温泉(京都府)

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「「北白川ラジウム温泉」
ラジウム含有量関西圏一位を誇る 



  京阪電鉄本線「三条駅」から市バスで比叡山方面に向かうと、市内の喧騒から想像がつかないほどの深い山並みが迫ってくる。「この辺はよく狸が出るんやわ。」と隣席に座っていた老婆が話していただけに、京都の奥座敷といった雰囲気が漂っている。そんな国道沿いに、関西一のラジウム含有量を誇る温泉がある。不動温泉である。不動温泉には2件の宿があるが、そのうちの、「北白川ラジウム温泉」に今回、足を運んできた。
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  「地蔵谷」バス停から30mほど戻ったところに「不老長寿の泉」と書かれた看板が立っていた。京都の茶屋のような情緒あるたたづまい。昭和37年に創業をスタートして、現在8室の和室を持つ伝統的な日本旅館だ。宿に到着してから早速、2階にある浴室へ向かった。浴室の規模はというと、天井が低く、こじんまりとしていた。ただ、この温泉の場合、それがポイントなのだ。というのは、この温泉の成分には低温で気化するラジウムが多分に含まれている。狭めに設計された浴室は、それを浴室内に充満させておくのに最適な大きさなのだ。一般的な単純温泉では、湯に浸かって皮膚から温泉成分を吸収することによってしか効用は得られない。しかし、この温泉では、同時に浴室に充満した蒸気(気化したラジウム)を吸い込むことで、肺からも温泉成分が吸収できるのだ。その2重の効用から不動温泉の湯は万病に効くとされ、主に神経痛、動脈硬化症、胃腸病、リウマチなどに効き目があるのだとか。浴室前の水道も温泉を引いていて、飲泉が可能。「ここらへんは何もないんですが、水が美味しゅうございます」。気さくな女中さんの言葉からも旅情を感じる。大規模な温泉旅館と違って、家庭的な雰囲気のこじんまりとした宿で、温泉に入ったり出たりするのもまたオツなものだ。
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日帰り入浴も可能だが、余裕があれば、一泊して、温泉水使用の料理もじっくり味わってみたい。京都生まれの亭主が長年の研究を重ねてつくりだした逸品で、そのこだわりの料理を求めて全国から客足が絶えないのだという。素材には厳選された京野菜や肉が使われる。それらが、花崗岩から湧き出した温泉水に通され、豊富なミネラル分を含んで、香ばしく味が引き立つ。翌朝、昨日バスを降りた近くにある不動神社を訪れた。話によればこの神社は、北白川ラジウム温泉の起源に大きく関わっているらしい。階段を上がったところには温泉の源泉が湧き出していた。


京都といえば寺社仏閣巡りが第一に浮かんできそうなものだが、そのついでに立ち寄れる、北白川ラジウム温泉は、その効能や料理のよさから近年、注目を集めている。伝統的な京都らしさを兼ね備えたアットホームな雰囲気の中で、関西一のラジウム含有量を含む温泉に浸かって、京散策の疲れを癒してみるのはどうだろうか。


-DATA-

住所:
京都市左京区北白川地蔵谷町1-125
交通:
京阪三条駅から比叡山方面バス20分、地蔵谷下車して30m戻る
駐車場:
6台
電話:
075-781-4525
泉質:
ラジウム泉
(神経痛、動脈硬化症、胃腸病、リウマチなどに効き目あり)
料金:
1泊2食付:12,500円~
1泊朝食付き:8,500円~
1泊素泊まり:8,000円~
日帰り入浴は1,380円(9~22時)
定休日:
第2,4,5火曜(祝祭日は営業)



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